コミュニケーション麻雀 開発秘話
  




 「高齢者サロンにシニア男性の参加が少ない。何か良い手立ては…』という声が市区町村の社協担当者やサロン
主催者から多く寄せ始められた平成20年。
シニア男性が青壮年期に親しんだ『麻雀』なら興味を持ってくれないだろうか。それも従来のギャンブル性を
排除するために、牌を積み木サイズにしたら…。そんな発想からスタートしたものの、当初は間伐材を手仕上げ
で加工後、絵柄は紙を貼付するという初歩的なものでした。

 しかし、地元紙に取り上げられ、カルチャーセンターからの講座開設要請もあり、実用的な使用に耐えうる品を
開発することを迫られ、旧知の玩具卸業者に相談し、中国での竹材使用の牌の製作へと方針転換をしました。

 購入希望の声も聞かれたので、平成22年4月にコミュニケーション麻雀協会を設立し、同年6月に中国より
初入荷・頒布に至りました。その後、協会メンバーがイベント・講座等で紹介したことから、高齢者サロンや居
場所づくりの事業ツールとして、口コミで拡大。市町村社協などから急激に需要が増加しました。

 それから10年、令和元年5月までに726セットを頒布し、普及のための講座も380回に達しました。


 本会の目的である『…コミュニケーション麻雀に関する研究並びに情報の交流を通じ、豊かな環境と文化を育む
社会の実現に寄与すること…』(規約第3条)を十分にはたすことが出来ましたのも、各位のご理解・ご協力の
おかげと感謝いたしております。


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